介護職での転職の場合、施設見学を受け入れているケースも多いです。施設見学が可能な場合は、積極的に参加しましょう。施設見学の時に、見るべきポイントとして、まずは利用者や職員の表情や会話があります。どんなに素晴らしい取り組みをしていても、利用者や職員の表情が暗い施設は、良い施設と言えない可能性があります。求人情報では見えない、問題があるのかもしれません。逆に利用者や職員がみんな生き生きした表情の施設は、働きやすい施設の可能性が高いです。求人情報にめぼしさがなかったとしても、検討する価値はあるといえるでしょう。また、会話が多い施設は、コミュニケーションがとりやすい職場のことが多いようです。このような職場は、転職者を優しく迎えてくれるといえるでしょう。
次に、施設面ではトイレや洗面台などの共用部分をチェックすることがポイントです。築年数が浅い施設でも、共用部分が汚れている施設があります。逆に、古民家を施設として利用しているような場合でも、共用部分はピカピカにされている場合もあります。共用部分が清潔な施設は、衛生管理がしっかりとしており、掃除などがきちんとマニュアル化されていることが多いです。このような職場は、プロとしての意識が高い職員が多く、転職後にがっかりすることが少ないでしょう。このように転職のための施設見学では、見るべきポイントをきちんとおさえることで、転職を成功させることにつながります。